バラが大好きで、定年と同時にバラを約250本植え楽しんでいました。しかし2000年に、わたくしは胃癌、家内は肝臓がんを患いました。
わたくしが朝、病室に入ると家内が「お父さん」と呼んで「がんは治るから、バラをやっていなさい」と言って亡くなりました。
その悲しみと寂しさを、バラに慰められ、またバラに励まされてきました。
バラの時期は、庭を解放して沢山の方々と楽しんでいます。
87歳から水彩画、90歳から色鉛筆画を水彩画画家田中己永先生の指導されているアトリエハートタイムで学んでいます。
現在94歳、歳とともに絵を描くことの楽しさ、喜び感謝の日々を送っています。